2016y フェラーリカリフォルニアT DCT カーボンファイバー・ドライバーゾーンLED マグネライド ダイヤモンドステッチ・シートベンチレーション

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年式 2016年
走行距離 1.0万km
外装色 ビアンコ アヴス
内装 ブルーレザー(Carta da zucchero/ビアンコステッチ)
車検 2023年4月
車輌価格 SOLD OUT
オプション詳細他

・2016y フェラーリ カリフォルニアT DCT ディーラー車
・内装色 ブルーレザー(Carta da zucchero/ビアンコステッチ)
・3855ccV型8気筒DOHCツインターボ 560ps/7500rpm 755N・m/4750rpm
・7速DCT

オプション装備
・20インチ鍛造ホイール(マットペイント仕上げ)
・カラードブレーキキャリパー(ジアッロ・モデナ)
・スクーデリア フェラーリ フェンダー エンブレム
・クローム フロントグリル
・遮熱フロントガラス
・スポーツ エグゾーストパイプ
・リア パーキングカメラ
・マグネライド デュアルモード ショックアブソーバーシステム
・LED付カーボンファイバー製ドライバーゾーン
・ダイヤモンド パターン スタイル シート
・ダイヤモンド パターン スタイル リアシート
・ダイヤモンド パターン スタイル ドアパネル
・スペシャル カラードステッチ(Bianco)
・ヘッドレストの跳馬刺繍(Bianco)
・シートベンチレーション
・電動シート
・シートバックレストのカラード レザー仕上げ
・Apple CarPlay
・CDプレーヤー
・Hi-Fiプレミアムサウンドシステム
・カラー レブカウンター(イエロー)
・ステアリングホイール(Carta da zucchero)
・アッパーダッシュボード(Carta da zucchero)
・ロアダッシュボード(Carta da zucchero)
・カーペットカラー(ブルー)
・エレクトロクロミック式ルーム&ドアミラー
・タイヤ温度/空気圧モニタリングシステム
・アルミニウム製運転席/助手席フットレスト
・フロアマットのロゴ刺繍

整備履歴
・2019年4月 6139km 法定12カ月点検 CORNESにて
A/Cフィルター、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付
・2020年4月 7154km 法定12カ月点検 CORNESにて
A/Cフィルター、ドライブベルト、エアバッグ、ステー、ナット、スクリュー、ワッシャー交換、リコール外No.2826(助手席エアバッグ)実施、ホイールボルト締付、タイヤ空気圧調整
・2021年4月 9,728km 24カ月車検整備 CORNESにて
エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルード、A/Cフィルター交換、パワーステアリングギヤボックス締付、ステアリングタイロッド締付、プロペラシャフト締付、マフラー締付、遮熱版締付、バッテリーターミナル締付、サスペンション締付、ブレーキ分解清掃調整、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付、パーキングブレーキ清掃

備考

FERRARI CaliforniaTが入庫致しました。ボディカラーはビアンコアヴス、インテリアはダイヤモンドパターンスタイルのライトブルー(Carta da zucchero)レザーに白(ビアンコ)のカラーコントラストステッチという、大変美しく上品なお車です。
フロントフェンダーには七宝焼スクーデリアバッジが装着され、Ferrariであることを主張しています。ホイールは鍛造20インチダイヤモンドカットのマットカラー仕上げ、ブレーキは標準装備のフロント390mm、リア360mmカーボンセラミックブレーキローターに、オプションでイエロー(ジアッロモデナ)にペイントされたフロント6ポット、リア4ポットキャリパーです。サスペンションはオプションのマグネライド デュアルモード ショックアブソーバーシステムを装着しています。
レブカウンター(タコメーター)もイエローで華を添えています。ヘッドレストにはキャバリーノ・ランパンテ(跳馬)がビアンコ(白)で刺繍されています。また、カーボンLEDハンドルをはじめ、カーボンステアリングパドルシフト、カーボンメーターシュラウドが装着されています。
カリフォルニアはフェラーリの中でもラグジュアリーなGTカーとして位置付けられているため、フル電動シート&シートヒーターを装備しており、この年式のフェラーリには珍しいオプションの遮熱フロントガラス、シートベンチレーションも装備しています。電動格納ドアミラーも標準装備しています。禁煙車ですので、ヤニ臭さはありません。
Apple CarPlay、CDプレーヤー、Hi-Fiプレミアムサウンドシステムもオプション装備しており、大変充実したオプションを装備したお車となっております。
イタリア車特有のインテリアのベタベタはありません。ベタベタを補修した形跡もありませんので、かなり良い環境で保管されていたお車です。外装にも気になる傷はありませんし、インテリアの擦れやヘタリも特に気にならない程の良いコンディションです。
カリフォルニアTの中古車市場では、相変わらず白が人気です。
新車時より屋内保管されており、塗装は日焼けも無く綺麗な状態を保っております。板金塗装歴の無いオリジナルペイントのお車です。車検整備はフェラーリ正規ディーラーCORNESにて行われており、記録簿が残されています。
「T」はカリフォルニアのビッグマイナーチェンジともいうべきものなので、基本フォルムは変わっていませんが、旧カリフォルニアに比べると非常にシャープかつシンプルになりました。特にフロントフェイスは全体にエッジが鋭くなり、ヘッドライト形状は大幅にスリムかつモダンになっております。以前のクラシカルな顔も雰囲気がありますが、「T」には現代のフェラーリらしい鋭さがあります。カリフォルニアTはV8ターボエンジンに7速DCTトランスミッションを搭載し、20秒で開閉可能はリトラクタブルハードトップと2+2レイアウトを持つ、スーパースポーツというよりは、ゴージャスなバカンスに似合うクルマです。
ボディーのサイドにある、フロントフェンダー上端あたりから後方へと伸びるサイドエッジの形状が大きく変わりました。旧カリフォルニアはこれを後端で複雑に跳ね上げていましたが、「T」はそのまま直線的に後方へと流しています。これだけで印象はぐっとシンプルかつスポーティーになりました。
そして3855ccツインターボエンジン。すごくフィーリングの良いエンジンです。ベースとなったのは、「マセラティ・クアトロポルテGTS」に搭載済みの3799cc V8ツインターボエンジン。その排気量を若干上げ、クランクシャフトをフェラーリ伝統のシングルプレーンに変更。最高出力は530psから560psへと向上しています。クアトロポルテのV8ターボエンジンは少し寂しく、サウンドもパワー&トルクの盛り上がりもすべてが平坦で、よくあるダウンサイジングターボ的な性格でした。クアトロポルテは最大トルクの発生回転数は2250rpmから3500rpmまで。低い回転からひたすらフラットなトルクを発生させていて楽ではあるが、フェラーリエンジンらしい突き抜け感はまったくない。先代クアトロポルテのV8自然吸気エンジンの快音と比べたら、少々大人しいフィーリングのエンジンです。ですが、カリフォルニアTに乗ると「これはクアトロポルテとは全然違う」エンジンフィールそのものは、クアトロポルテGTSの延長線上にはある感じですが、カリフォルニアTのそれには、穏やかながら明確な山があります。
低回転域でのトルクはすさまじく厚く、コンフォート&オートモードで街を流せば余裕を感じ、粛々と走るのみですが、マネッティーノをスポーツに切り替えると、音量的には控え目ながら、フェラーリのターボらしい抜けのいい響きも聞こえてきます。
マニュアルモードでギアを固定し、あえて2000rpm付近からアクセルを深く踏み込むと、そこからのパワーとトルクの盛り上がりは、自然吸気エンジンのようです。回せば回すほどトルク感が上昇する。この性格はダウンサイジングターボとは別物です。かといってドッカンターボでもありませんが。最大トルク発生回転は4750rpm。この時点でマセラティV8ターボとは明確に性格が違います。そこを超え、5000、6000と回転が上昇しても、パワー感は増幅を続ける。さすがに6000rpmあたりから7500rpmで始まるレッドゾーンまではフラットだが、それでもこれは自然吸気みたいなフィールと言ってよいでしょう。フェラーリは、バリアブル・ブーストマネジメントというシステムにより、シフトポジションによってトルクの出方を変え、この自然吸気のようなフィーリングを作っているといいます。77.0kgmのカタログ最大トルクは7速でのみ発生させ、1速から3速まではあえて最大トルクを60.9kgmに絞って、低回転のトルクが太り過ぎないようにしています。そこまで手の込んだことをしているのかと驚かされます。
ちなみにフェラーリのターボエンジンは「F40」以来です。
先代カリフォルニアはフェラーリ初の直噴エンジンのフィールは重く、サウンドも物足りず、あらゆる部分がフェラーリとして大人しい印象でした。
「T」の洗練度は恐ろしいほど高まっています。すべてがとてつもなくスムーズな極上の乗り味です。まるで空に浮かんで走っているような。これはフェラーリ的というより、極上のサルーン的な洗練です。街を普通に流している時(これがカリフォルニアTの主な用途)の「いいクルマに乗っている感」はエグゼクティブな方の心に強く響くに違いありません。
一方操縦性に関しては、ステアリング・ギアレシオが458系に対して40%もスロー。それほどクイックではありませんが、ロール速度が速く、ステアリングを切り込むと、速い速度でグラッとロールし、ロールが止まったところから急激にコーナリングGが立ち上がり、スタビリティーが損なわれる。このスタビリティーの低さに関して、「ステアリングの遊びがなさすぎることも原因では」という声もあった。つまりステアリングのレシオではなくレスポンスがクイックすぎるということ。そうかもしれない。いずれにせよ、いくつかの要因が組み合わさってこういう特性になっているようです。
しかし恐らくフェラーリ本社は、確信犯的にこれをやっています。カリフォルニアTを買う方はワインディングを攻めたりしない前提という事です。F12も恐らく同様。リアルセレブの生活シーンに合ったフェラーリの足まわりとは、こういうものだという裏付けがあってのことのようです。これは『大人』が乗る為のFERRARIなのでしょう。

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