年式 | 2015年(2014年10月早卸) |
走行距離 | 2.1万km |
外装色 | 赤 |
内装 | グレーアルカンタラ |
車検 | 2年取得 |
車輌価格 | SOLD OUT |
Main equipment
・2015y ロータス エキシージSロードスター
・内装色 ブラックファブリック
・3,456cc V型6気筒DOHCスーパーチャージャー(TOYOTA 2GR-FE)
350ps/7000rpm 400Nm/4500rpm(ノーマル)
・トランスミッション 6速MT
・車両重量 1180kg
【カスタム内容】
【足回り】
ダンパー: N tec 別タン1way調整式
スプリング: サスペンションプラス F16Kg R26Kg
デフ: クスコtype-rs1way
ホイール: TWS / TAN-EI-SYA WHEEL SUPPLY TWS T66-F F 8J-17 R 10J-18
タイヤ: F:A052 215/45-17 R:A052 265/35-18
【ブレーキ】
ブレーキパッド: F フェロードレーシングD2500 R フェロードレーシングDS1.11
【エンジン廻り】
エンジン: 2GR-FEガレージホリノコンプリートエンジン
フライホイール: JUN MACHINE SHOP 鍛造クロモリフライホイール
プラグ: NGKレーシングプラグ9番
エキマニ: PBレーシング等長マニーホールド
センターパイプ: ステンレス ワンオフ径60
リアマフラー: ステンレス ワンオフ メイン径60サブ径50
スーパーチャージャー: ステージ2プーリー
インジェクター: 70cc
コンピュータ: ノーマルECU書き換え 2021.11.28
エアークリーナー: GruppeM RAM AIR system
オイルキャッチタンク: OKUYAMA
バッテリー: リチウムイオンMega Life Battery
【インテリア】
ステアリング: OMP VELOCITA SUPERLEGGERO φ320
クイックリリース・ステアリング・ボス ラフィックスⅡ
シート: BSK(BODY SHOP KOBAYASHI)バケットカーボンケブラー アルカンターラ仕様
SCHROTH Profi Ⅱ-6(6点式プロフェッショナルハーネス)
6点式シートベルトステー(ステンレス製) BSK(BODY SHOP KOBAYASHI)
クラッチペダル・エクステンション(アルミ製) BSK(BODY SHOP KOBAYASHI)
life line AFFF消火器(手動式消火器)
シートベルトバーBSK(BODY SHOP KOBAYASHI)
carrozzeria ナビ(地デジTV、Bluetooth、CD、SD、USB、Bカメラ)
【エクステリア】
フロントリップ: ロータス横浜カーボンリップスポイラー
フロントカナード: エリーゼショップ380スポーツカーボンカナード
サイドベントカバー: エリーゼショップ380カップカーボンカバー
サイドエクステンション: NYコネクトワンオフ
ルーフ: ガレージシマヤカーボンルーフ
リアウィング: 380スポーツタイプカーボンウィング
リアディフューザー: エリーゼショップカーボンディフューザー
グリル: ラジエーターグリル エンジングリル LCI製 エンジングリル350用
ミラー: GRPレーシングカーボンミラー
【power &torque】
ダイナパック: 344.98ps 6400rpm 43.48kgm4471rpm
348.20ps 6600rpm
43.6kgm 4655rpm
2021.11.28
【Lap time】
袖ヶ浦フォレストレースウェイ 1:13.14 2019.12.22
タイヤ A052
脚 BSK
FSWレーシングコース 1:56.58 2020.2.20
タイヤ A052
脚 N tec
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とても稀少なお車が入庫しました。ロータス エキシージSロードスターです。
トヨタ製3.5LのV6スーパーチャージャーエンジンをミッドに積んだ怪物です。
しかも今回入庫したお車は、大掛かりにカスタムされたお車で、その世界では有名な、2GR-FEガレージホリノコンプリートエンジンを搭載しています。また、カスタムはエンジンだけにとどまらず、出来得ることは全てやった!!というお車です。
サーキットユースの為に組まれたお車なので、サーキットで走るこの赤いロータスをご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ポルシェ911GT3には直線で離されても、コーナーで並ぶほどのポテンシャルです。走行会の後には大勢の参加者が見に来た個体です。『あの赤いロータス、なんであんなに早いんだ!!』と。
『オラおったまげたぞ』と。
カスタムにつきましては、【カスタム内容】をじっくりご覧ください。おおよそ¥10,000,000のカスタム費用が掛かっています。
下記はノーマルのエキシージSロードスターについての、専門家による試乗記です。この個体とは多少違う部分はあると思いますが、ベース車両の試乗記ですのでご了承ください。
ロータス・エキシージSロードスター。その乗り味は、すでに登場していたクーペモデルとはまた違う、独特な『軽み』を持っています。正直このロードスターが登場すると聞いたときは、大きな違和感を持ちました。もともと、エキシージはいわば『クーペ版「エリーゼ」』であり、シャシーも同じ、ルーフのないアルミ製の「スモールプラットフォーム」を使用しています。よってその屋根を取り去ることは容易ではあるのですが、「それで筋が通るの?」と疑ってしまうのです。
とはいえエリーゼを大幅にワイドボディー化し、サブフレームまで新設して直列4気筒エンジンからV6スーパーチャージャーへと積み替えたエキシージSは、もはやエリーゼとは別のクルマともいえます。一回り大きなスポーツカーをオープンモデル化することは、直接のライバルである「ポルシェ・ボクスター」への挑戦状にもなりえます。ラグジュアリー路線を拡大するなら、「エヴォーラ」をロードスター化する方法もあったわけで、とにかく安易に作ったのでなければよいと心配しされました。
先にも述べた通り、ロードスターはその基本構造をクーペモデルと共用しています。というよりもそのルーフと、前後のスポイラーを取り去っただけで、あとは全く同じです。しかしその印象は、良い具合にコンサバなエキシージSといった佇まいで、もともと美しいプロポーションを持つ同車が、よりハッキリとそのセクシーな姿態を強調することに成功しています。
内装も素晴らしいです。アルミ製のセンタートンネルや、インパネに貼り込まれたレザーは、薄皮一枚で一気にムードを盛り上げています。戦闘的なコックピットをさらりと装飾するだけで、そこには70年代のスポーツカーにも通じる、貴族的なストイシズムが少し漂っています。
しかし何より、エキシージSロードスターの素晴らしさはそのハンドリングにあります。
ゼロ発進からのステアリングの重さはクーペと同じ印象です。パワーステアリングを持たないロードスターのハンドルは、女性にとってはやや厳しく、男性にとっては『やりがいのある重さ』です。そして走らせると、これがスウッと軽くなるのです。接地感が薄くなるのではありません。いや、クーペに対してはかなり薄くなるのですが、ロードスポーツとして見ると、依然として高いレベルを保っています。
つまりクーペの接地感が、既存のスポーツカーと比べて高すぎたのです。あの『ベッタリと路面をなぞる』ようなフロントのグリップ感が『重めの赤ワイン』だとしたら、ロードスターのそれは『フルーティーな白』のように、スッキリとした喉ごしならぬ『腕ごし』なのです。
リアセクションにも同様の感想を抱きます。3.5リッターのV6エンジン+トランスミッションを横置き搭載する関係から、クーペは執拗にリアタイヤを路面に貼り付けていた。そしてこの前後バランスを総合すると、それは空恐ろしいほどのグリップ感となり、どんなにやっきになって飛ばしても、アマチュアドライバーにはまったく底が見えないスポーツカー、いやハンドリングマシンになっています。
それがロードスターになった途端、極上のスポーツカーとなってスイスイとコーナーを踊りだすのです。
運転感覚は、エキシージSとエヴォーラの中間。まさにどっしりとしたエリーゼという印象です。フロントスポイラーとルーフ、そしてリアのでかいウイングがなくなったことで、実際にはダウンフォースも減っているはずです。しかし前後のロールバランスが整っており、ロールしていく様子がとにかくわかりやすいのです。グリップの推移が手のひらや腰からリニアに伝わってくるので、クーペよりも安心して350psを路面にたたきつけることができ、基本トラクション性能はすこぶる高いのですが、多少リアがスキッドしたとしても、それすらコントロールできてしまいます。もしかしたらクーペに対して10kg軽い車重も、その操縦性に効いているのかもしれません。
ロータスからは「サスペンションのジオメトリーを見直し、低下したエアロダイナミクスを補うためにリアスタビライザー径を太くした」とだけしかアナウンスされていません。実際にそうなのでしょう。こうした小変更を加えるだけで、エキシージSはスポーツカーにもレーシングカーにもなり得る。やはりここが、エンジニア集団であるロータスの本領なのです。
これは『ルーフを取っちゃっただけのエキシージS』なんかではありません。
良い意味でここまでお金の掛かったエキシージはもう出てこないと思います。
走行2.1万kmです。毎回ですが今がチャンスです。何がチャンスかは存じません。