2023y ポルシェ 911 ターボS PDK 左ハンンドル 正規ディーラー車両 

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年式2023年
走行距離1800km
外装色ルビースターネオ
内装ブラックレザーインテリア(クレヨンステッチ)
車検2026年9月
車輌価格ASK万円(税込)

Main equipment

・2023MY ポルシェ 911 ターボS 左ハンンドル 正規ディーラー車両 スポーツ・エグゾーストシステム フロントアクスルリフトシステム ティンテッドLEDマトリックスヘッドライト メーカーOP260万円

・3,745cc 水平対向6気筒ツインターボ 650ps/6,750rpm 800N・m/2,500-4,000rpm

・8速PDK

オプションその他装備

・スペシャルカラー ルビースターネオ

・ポルシェ セラミック コンポジット ブレーキ・ブラックキャリパー¥123,000

 ブレーキキャリパー(ハイグロスブラック塗装)を含む

・20/21インチ911Turbo S Exclusive Designホイール¥379,000

・フロント アクスル リフト システム¥402,000

・スポーツ エグゾーストシステム スポーツテールパイプ(ブラック)を含む¥513,000

・ティンテッドLEDマトリックスヘッドライトPDLS Plusを含む ¥102,000

・PASM付スポーツサスペンション(車高を10mm低く設定)¥248000

・Exclusive Designテールライト¥139,000

・フューエルフィラーキャップ(アルミルック)¥0

・PORSCHEロゴ(ハイグロスブラック塗装)¥44,000

・モデル名ロゴ(ハイグロスブラック塗装)¥40,000

・リアリッドのスラットインレイ(ハイグロスブラック塗装)¥88,000

・Race-TexのGTスポーツステアリングホイール¥25,000

・Race-Texのストレージリッド(ポルシェクレスト付)¥35,000

・ライトデザインパッケージ¥84,000

・YUPITERU Z2100 レーザー&レーダー探知機

・YUPITERU 前後ドライブレコーダー

【性能】

・最高速度 330km/h

・0-100km/h加速(スポーツクロノパッケージ装着時) 2.7秒

・0-160km/h加速 5.8秒

・0-200 km/h加速 8.9秒

・フレキシビリティ(80-120km/h加速) 1.6秒

【ボディ/エアロダイナミクス】

・ホイールベース2450mm

・最小回転半径10.9m

・空車重量(DIN)1640kg

・空車重量1715kg

・【容量】

・ラゲッジコンパートメント容量(フロント)128L

・オープン ラゲッジコンパートメント容積(フロント シート裏)264L

・燃料タンク67L

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2023年3月登録、ポルシェ911(992型)ターボS PDKが入庫しました。

ポルシェ・ジャパン正規ディーラー車、走行距離は僅か1,800km、左ハンドル、屋内保管の禁煙車となります。メーカー新車保証が令和8年9月まで残っております。

エクステリアカラーはルビースターネオ、インテリアはブラックレザー/クレヨンステッチとなります。ルビースターネオというカラーは2023年に新しく追加された新色で、空冷時代から知られるルビーストーンレッドやその後継色であり、PTSカラーで選択可能のルビースターとは若干の色味の違いがあり、全体的に明るくより鮮やかなボディ色です。

アルミホイールはオプションの20/21インチ911Turbo S Exclusiveデザインホイールを装備しています。ターボSはPCCBを標準装備していますが、この高性能ブレーキの証だったイエローのブレーキキャリパーはハイグロスブラック塗装にしています。最近ではブレーキキャリパーのカラーを、敢えてブラックにして全体のカラーバランスを重視するのがお洒落です。

更にフロントアクスルリフトシステム、PASM付スポーツサスペンション、スポーツエグゾーストシステム、PDLS付ティンテッドLEDマトリックスヘッドライト、Exclusive Designテールライト、

新しい911ターボSの心臓は、水平対向6気筒3.8リッターツインターボユニットを搭載しています。可変タービンジオメトリーを用いたターボチャージャーの大型化はパワーアップの常とう手段ですが、実は今回は冷却系が大きな見直しを受けています。インタークーラーへ送られる空気は従来、リアフェンダーのエアインテークから取り込まれ、リアリッドのグリルから排出されていました。それを新システムでは、空気をリアリッド側から取り込み、リアバンパー左右そして中央のアウトレットから排出するレイアウトとすることで、大幅な効率アップを実現しています。

要するに、より密度の高い空気を大量にエンジンに送り込むことが可能になったことで、最高出力は従来の実に70PS増となる650PSに達したのです。水平対向6気筒3.8リッターツインターボという型式は不変でも、中身は隅々に至るまで進化しているのです。

トランスミッションはPDKで、ギア段数は7段から8段に増えています。フルタイム4WDシステムのPTM(ポルシェ・トラクション・マネジメントシステム)は、フロントに最大で500N・mものトルクを伝達できるようになりました。最大トルクは800N・mなので、トルクの半分以上を前輪に回せるというわけです。

シャシーには従来通り、可変ダンピングシステムであるPASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメントシステム)のほか、電子制御アンチロールバーのPDCC(ポルシェ・ダイナミック・シャシー・コントロールシステム)、さらにリアアクスルステアリングが組み合わされます。走行状態や選択したモードに応じて前後スポイラーのせり出し量、角度を変更するポルシェアクティブエアロダイナミクスも、先代に続いての搭載です。

正直に言うと、出力アップこそ顕著ではあるものの、その他のメカニズムについては従来の進化版であり、きっと順当な進化といったところなのだろうと考えていました。しかしながら実際に走り始めると、すぐにそれは間違いだったと気づかされることになります。その走り、何もかもが圧倒的な迫力で迫ってくるのです。

まずは、そのターボエンジンです。実用域ではトルクが分厚くフレキシビリティーに富んだ特性で、アクセルペダルに軽く力を加えるだけでたやすく流れをリードできます。スルスルとシフトアップしていくPDKのプログラムも相まって、極めて扱いやすいという印象なのですが、そこから右足にもう少し力を込めると、世界が、まさに一変します。

分厚いと思っていたところに輪をかけるようにトルクが押し寄せ、まさに怒涛の勢いで力強さが増してきます。そして「おっ」と思った次の瞬間には、背後から思い切り蹴飛ばされたかのように一気に、さく裂する加速の波に放り込まれるのです。

最初は、あまりの速さに目がくらむかのよう。けれど冷静になって観察してみれば、粗野なところはひとかけらもなく、洗練度も半端ないので、またうならされます。いや、うならされたのは乗った後で、乗っている間はとにかくあっけにとられるばかりです。

この速さは、そのパワーを完璧に受け止め、路面に伝えるシャシーのおかげでです。一気にアクセルペダルを踏みつけようと、まるで挙動を乱さないスタビリティーもトラクションも申し分ありません。進化したPTMも、そしてアクティブエアロダイナミクスも効いているのでしょう。実際、ノーマルからスポーツ、スポーツ+とモードを切り替えると、直線を走っているだけでも接地感の違いが分かるほどです。

しかも乗り心地がまた素晴らしいのです。ボディーの剛性感はすさまじく、どんな鋭い入力にもびくともしません。直進性も極めて高く、それでいてステアリングの反応は、小さな舵角から正確です。前述の通り、シャシーにはさまざまな電子制御デバイスが付いているのですが、違和感のようなものは皆無です。

実際、先代は後輪が逆位相に切れた時、ややクセのある動きを見せることがありましたが、新型はよく曲がるけれども、操縦性はごく自然です。

991後期型で「911カレラ」シリーズのエンジンがターボ化されたことで、にわかに「じゃあ911ターボの価値は?」ということが問われだした感がありました。また、電気自動車「タイカン」のトップグレードに「ターボ」「ターボS」を名乗らせたことに関しても、世間には「電気自動車なのにターボって?」という声が噴出してきています。

ポルシェとしても、そうした声は耳に入っていたに違いありません。新型911ターボSは、それを踏まえてあらためてポルシェの“ターボのエンブレムの価値”を世に示すべく開発されたのではないでしょうか。

それは、ポルシェが車名にターボを付ける時は、単に機構としてターボチャージャーが付いているから“ターボ”なのではなく、そのクルマがシリーズの最高峰に位置する存在であり、中身には究極のエンジニアリングやテクノロジーが注ぎ込まれているからだ、ということでです。911ターボも、タイカン ターボも同じことです。ポルシェにとってターボの名は、それくらい崇高なものなのです。

新しい911ターボSは、全身でそうしたポルシェの意地やプライド、そして自信を体現する存在です。あくまで緻密に組まれた機械であるにもかかわらず、見て、乗って、これほどすさまじい気合が伝わってくるクルマは他にそうはありません。

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