2019y ランボルギーニ アヴェンタドールSVJ 世界限定車 オプション総額¥7,300,000

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年式 2019年
走行距離 530km
外装色 Rosso Mimir(マットカラー・レッド)
内装 Rosso Alala(ブラックアルカンタラ&レザー、レッドステッチ&パイピング&レッドレザーイプシロン:Ad Personam)
車検 2022年6月
車輌価格 SOLD OUT
オプション詳細他

・2019y ランボルギーニ アヴェンタドール SVJ 正規ディーラー車
・内装色 ブラックアルカンタラ&レザー(レッドステッチ&パイピング&レッドレザーイプシロン)
・6,948cc 60度V型12気筒 770ps/8,500rpm 720N・m/6,750rpm
・7速AMTトランスミッション:7速ISR
・新車保証 2022年6月迄

メーカーオプション
・Rosso Mimir(エクステリアカラー:マットカラー:レッド)¥1,445,364
・Rosso Alala(インテリアカラー:ブラックアルカンタラ&レザー、レッドステッチ&パイピング&レッドレザーイプシロン:Ad Personam)¥409,080
・スタイルパッケージ¥818,532
・エクステリアディテール:Yボンネット/エアインテーク/シャイニーカーボン¥695,088
・ロッカーカバーシャイニーカーボン¥654,588
・カーボンファイバーエンジンエリア(T-Shaped&X-Frame)¥545,616
・Leirion鍛造F:20/R21インチ ブロンズ ホイール¥505,008
・カーボンスキンパッケージ¥409,212
・フルパワーカーボンシート(シートヒーター付)¥409,212
・パークアシスタンス(リアパークセンサー&カメラ)¥341,064
・カーボンファイバードアミラー¥272,808
・ヴィジビリティライトパッケージ¥177,012
・マルチファンクションステアリングホイール アルカンターラ+パーフォレーテッドレザーのインサート¥149,364
・レッド・リアサスペンションスプリング+フロントリフティングシステム¥136,404
・ブラックブレーキキャリパー¥136,404
・トラベルパッケージ¥131,544
・カーボンファイバーホイールキャップ¥81,216
・ブランディングパッケージ+アルカンターラ
・SVJロゴデカール¥77,142
オプション総額¥7,394,658

オプション
・ボディーコーティング¥162,000
・ミラー一体型ドライブレコーダー+レーダー探知機¥243,000
・プロテクションフィルム¥480,000

備考

ランボルギーニ社のフラッグシップモデル、アベンタドールSVJが入庫しました。
令和1年6月登録の正規ディーラーです。エクステリアカラーはRosso Mimir(マットカラー:赤)。これは9色設定のあるマットカラーで唯一の赤です。ホイールはセンターロック式のLEIRION FORGED(ブロンズカラー)フロント20インチ、リア21インチの鍛造となります。センターロックキャップはレッドカラーとなり、センターがカーボンファイバーです。標準装備のカーボンブレーキにはブラックブレーキキャリパーが選択されています。エクステリアのオプションは、カーボンファイバーが選択できる箇所は全てカーボンにしています。
アヴェンタドールSVJのインテリアは、ブラックが基調なのですが、Ad PersonamにてRosso Alalaが選択されています。これにより、ステッチやパイピング、シートセンターのY字のアクセント、ヘッドレスト刺繍、インナードアクローズストラップ等が赤となります。シートはリクライニング機能付きフル電動(ヒーター付)のカーボンファイバー製スポーツシートです。
このェンタドールSVJにはカーボンパーツが多く装着されていますが、これらは車両重量の軽量化である事はもちろんですが、見た目をスポーティーにする為の要素としての役割が大きいのです。なぜなら、そもそもアヴェンタドールは超軽量のフルカーボンファイバーのモノコックが採用されている為です。コックピットセル、プラットフォーム、ルーフを構成するすべてのパーツを1つの構造に統合した「モジュール式」になっています。 モノコックモジュールの重量はわずか147.5 kgです。プロジェクトの過程で生み出された方法と、複合素材の剛性とデザインの柔軟性という利点が最大限に生かされ、一体化したシェルのように見えます。モノコックを構成するそれぞれの部品は、独自の開発機能を持つ先進複合材研究センターのチームが設計し、3つの専門技術を用いて製造されています。
モノコックのフロント部分とリア部分は、中央部分のアルミフレームで繋げています。このアルミフレームはモノコックを連結すると同時に、フロントやリアへの衝撃時に生じるエネルギーを吸収するよう設計されています。ここにエンジン、トランスミッション、サスペンションを配置します。フレーム全体の重量はわずか229.5 kg。ねじり剛性は35,000 Nm/度というこれまでにない結果を出しています。F1でも長年にわたって採用されてきたカーボンモノコックだけに、このシェルそのものにロールゲージのような役割をもたせようとしていることがわかります。実際、ねじり剛性は市販車としては非常に高く、1度たわませるために3万5,000Nmの力を必要とします。堅牢なのはもちろんのこと、ステアリングのレスポンスも相当高いものとなります。
車重わずか1525kgのボディに、最高出力を770HPに強化した6.5リッター自然吸気V12エンジンを搭載。パワーウェイトレシオは驚異の1.98kg/HPとなります、その0-100km/h加速は2.8秒、最高速は350km/h以上をマークします。注目のニュルブルクリンク北コースレコードは、市販車最速タイムとなる6分44秒97。「アヴェンタドールSVJ」は、文字どおり史上最強のV12スーパースポーツカーなのです。
SVJのサスペンションは、磁性流体プッシュロッド式フロント・リアサスペンションを搭載し、道路条件やドライバーが選択したドライビングモードに応じてサスペンションの挙動を絶えず修正します。ローリングや不要な車体の動きを補正するだけでなく、システムはリアホイール・ステアリング・システムと連動することで、あらゆる条件において完璧に対応し、すべてのセットアップ条件において車底と地面との間に発生する空気の流れを一定に保つことで ALA の効率とダウンフォースを最大にするよう設計されています
ランボルギーニにとってアルファベットの『J』は特別な意味を持ちます。車好きなら『ランボルギーニ・イオタ』の名前を聞いたことがあると思います。実車は1台も現存しないこのミウラベースのスポーツカーは、当時は単に『J』と呼ばれていたものの、イタリア語にJの発音がないため、仕方なくスペイン語のJOTAをこれにあてました。本来、これは『ホタ』と読むべき単語ですが(スペインではJotaは「イオタ」ではなく「ホタ」と発音されといるようです)、イタリア語風に『イオタ』と発音したところからその伝説は始まりました。
なぜ『J』だったかといえば、もともとイオタは、レーシングドライバーで当時ランボルギーニの開発ドライバーでもあったボブ・ウォレスが、ランボルギーニによるレース参戦を目論み、FIAが定めた『アペンディックスJ』というレーシングカーの規則に従って開発した『1台だけ作られた試作車』なのです。
しかし、レース嫌いのフェルッチオ・ランボルギーニに計画が認められるはずもなく、この試作車は個人の愛好家に売却されてしまいました。そしてその1台は売却された直後に事故にあって焼失してしまいます。それが、イオタが幻のスポーツカーとされる所以です。
当時、この話を知った一部の熱狂的なファンは、自分が所有するミウラを『J』のように改造して欲しいとランボルギーニに依頼しました。これに応える形で製作されたのがミウラSVJで、その台数は合計で5台とも6台ともいわれています。
それらはミウラSVをベースにしており、ボディパネルの一部をアルミ製に変更しています。このためフロントカウルの周辺にリベットが打ち込まれているのがSVJの特徴です。また、フロントのリフトを抑えるためのチンスポイラーが設けられるとともにヘッドライトはポップアップ式から固定式に改められ、フロントカウル上にはレース用の給油口を設置し、ワイパーは1本アームに置き換えられている点などがミウラSVJの特徴とされています。
そしてこの伝説のネーミングを持つモデルが先ごろ復活しました。それがアヴェンタドールSVJなのです。
ベースとなったのはランボルギーニのフラッグシップモデルであるアヴェンタドールです。そのV12 6.5L自然吸気エンジンの吸気バルブをチタン製として軽量化を図るとともに、アグレッシブなカムプロファイルと組み合わせて従来比+30psの最高出力770psを達成しています。さらにボディパネルの一部にカーボンパーツなどを用いて50kgのダイエットを実現しています。
また、それ以上に注目されるのがウラカン・ペルフォルマンテで登場した可変式空力デバイス『ALA』を採用した点にあります。これは、ウイングの角度を変化させる従来の手法ではなく、その原理自体はペルフォルマンテと同様で、フロントはチンスポイラーに設けられたフラップ、リアはリアウィング下面に設けたスリットから気流を吹き出す/吹き出さないによって発生するダウンフォースとドラッグを制御するものです。
なお、アヴェンタドールSVJではエアの吹き出し分布を改善したり可変制御の速度域などを見直すなどした結果、ALA2.0と呼ばれることになりました(これに伴ってペルフォルマンテはALA1.0と名付けられました)。
SVJで進化したALA2.0は通常時、つまりオフではフロントスプリッター前端とリアウイング付け根中央のフラップが閉じて、最高のダウンフォースが得られます。このシステム自体はウラカン・ペルフォルマンテでも採用されたALAと仕組みは同じですが、2.0になってウラカンでは左右に分かれていたエアインテークが中央にまとまることで、ラムエア効率が上がっています。ALAがオンになると、フロントのフラップが開き、アンダーボディに風が流れます。リアウイング付け根中央のフラップはチャンネルが左右ふたつに分かれており、ウイング後端の縁に数cm間隔で開けられた穴から排出されます。これがストリング効果を生み、ダウンフォースを減じるといいます。フラップの開閉は0.5秒で行われます。
非常にシンプルな仕組みですが、これによってダウンフォースを高めたり、あるいは最高速を伸ばせたりします。しかも可変ウイングと違って、ボディ内の空気の流れを変えるだけですから、重心点が変わることがなく、ボディを制御しやすいという。結果として前後ともにアヴェンタドールSVと較べて40%ダウンフォースを増し、かつ1%ドラッグを低減したと謳っています。
また空力デバイスはエンジンのクーリングも可能にしており、最高出力の向上にも貢献しています。この成果にはデザインチームも大いに貢献したというのは想像に難くありません。「フォーム・フォローズ・ファンクション」(形は機能に従う)ではなく「ファンクション・フォローズ・フォーム」である。それがランボルギーニなのです。
そしてALAでリアを左右別に作動させることによって『空気の力でクルマの向きを左右に曲げる』=『エアロベクタリング効果』を生みます。ALAはウラカン・ペルフォルマンテでも導入されていましたが、これはアヴェンタドールです。ALA以外にも、RWS(リア・ホイール・ステア)、マグネライドなど多岐にわたる技術が導入されています。
そこでSVJは車両統合制御となるLDVA2.0(ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・アッティーバ)を搭載しています。このLDVAこそが、このクルマの頭脳とも言える部分です。これが絶妙なコーナリングを生んでいたのです。
コーナリングではどのような働きをするのか? LDVAはALAだけでなく、4WD、RWSなど連動させます。コーナーの進入時にはリア・ステアがクルマを安定性を高め、同時にALAをオフにすることでダウンフォースを高めて車体を安定させます。そしてコーナリング中はALAのエアロベクタリングでロールを抑制し、4WDシステムの締結力が減少することでスムーズなコーナリングができるようになります。そしてコーナー出口でアクセルを踏み込むと4WDシステムが前輪にトルクを伝達し、鋭く加速するという仕組みです。
もちろん物理的な限界は存在しますので、常識を大きく外れた旋回性能を示すわけではありませんし、ALA以外はこれまでにも存在した制御範囲です。ただALAがそこに存在することによって、ウラカン・ペルフォルマンテを運転した際にも感じる、不思議な旋回性能を示したのは事実です。
アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは「アヴェンタドールSVJは革新的な車であり、スーパー・スポーツカーの頂点を極めるモデルです。超高速で卓越した空力性能の事例を求め、宇宙船からジェット戦闘機まで、あらゆるものからインスピレーションを得ています」と述べています。
このように、パフォーマンスを改善する様々なテクノロジーを搭載したアヴェンタドールSVJは、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェで6分44秒97をマークし、量産車の史上最速タイムを更新しました。なお、ランボルギーニがSVJの名を用いるのはミウラSVJに続いて2度目のことです。また、アヴェンタドールSVJの生産台数は900台に限定されますので、ミウラSVJほどではないにしても『幻のランボルギーニ』と呼んでも差し支えないのではないでしょうか。
最新のSVJはどこでも、否応なく人々の注目を集めます。高速道路では、追い抜きざまに隣のクルマからスマホを向けられるほど。カウンタックの流れを汲む極端なウェッジシェイプの前後に巨大な空力パーツを備え、リアフェンダー上にはSVJの派手なロゴまで掲げられているのですから、人目を引いてしまいます。
公道でのSVJの走りは、ドライビングモードを最もマイルドなストラーダに設定しても乗り心地はかなり硬めです。ただし、カーボンモノコックの剛性が舌を巻くほど高いうえ、プッシュロッド式ダブルウイッシュボーンサスペンションが振動を瞬時に収束させるため、決して不快には思えない乗り味です。
770psを生み出すV12エンジンは、レヴリミットの8700rpmまで回せば全身を電流が貫いたかのような刺激を味わえますが、制限速度を守って走れば、それこそボトムエンドでユルユルと回っているに過ぎません。それでも、必要なら瞬く間に追い越しを完了するほどのパワーを発揮します。
おそらく、公道を走るアヴェンタドールは、持てるポテンシャルの1%も使っていないと思えるほどです。しかし、SVJがサーキットで見せる本当の姿は、パワーは文字どおり圧倒的ですし、ハンドルの切れ味も恐ろしく鋭い車です。。
けれども、ランボルギーニが長年磨き上げてきた4WD技術と、最新のスタビリティコントロールにより、限界的なコーナリングでも決してリアグリップが失われることなく、タイヤの性能をフルに引き出したドライビングを安心して楽しめます。あのアヴェンタドールを、それも最高峰モデルのSVJを限界付近で走らせる喜びは、スポーツカーファンにとってこの上なく稀有な経験となるはずです。
しかも、ランボルギーニには50年を越すヘリテージがあります。自然吸気のV12エンジンはいうに及ばず、ハニカム形状のメッシュはあのミウラから、Y字形のイプシロンデザインはあのカウンタックから受け継いだ伝統的なモチーフです。SVJというモデル名を含め、ランボルギーニを操ることは輝かしい歴史の一部を受け継ぐことにほかならないのです。

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