2017y ケーターハム セブン 160 正規ディーラー車両 正規ディーラー記録4回 ソフトトップ サイドスクリーン/サイドハーフドア

年式 | 2017年 |
走行距離 | 1.2万km |
外装色 | レッド |
内装 | ブラックレザー |
車検 | 2026年4月 |
車輌価格 | ASK万円(税込) |
Main equipment
・2017yケーターハム セブン 160 正規ディーラー車
・内装色 ブラックレザー
・658cc 直列3気筒DOHCターボ80ps/5500rpm
・5速MT
・車両重量490kg
オプション
・フルペイント
・サイドデカール
・ソフトトップ
・サイドスクリーン
・サイドハーフドア
・ウインドディフレクター
・LEDヘッドライト
・ヒーター
・Moto-Lita レザーステアリング
・クイックリリース・ステアリングボスRAPFIXⅡ¥49,500
・ETCユニット
・ボディーカバー
整備履歴
2017年3月 新車納車前点検 正規ディーラーにて
2017年5月 1870km 法定12か月点検 正規ディーラーにて
エンジンオイル交換、オイルフィルター交換、ミッションオイル交換、ディファレンシャルオイル交換、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付
2018年4月 5596km 法定12か月点検 正規ディーラーにて
エンジンオイル交換、オイルフィルター交換、ストップランプバルブ交換、タイヤ空気圧調整
2020年3月 7231km 法定24か月車検整備 正規ディーラーにて
ブレードフルード交換、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付
2024年4月 10307km 法定24か月車検整備 正規ディーラーにて
エンジンオイル交換、オイルフィルター交換、ブレードフルード交換、ホイールシリンダーRR交換、タイヤ空気圧調整、ホイールボルト締付、ステアリングシャフトブッシュ内注油、エアクリーナーエレメント清掃
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ケーターハム・セブン160が入庫しました。
2019年3月登録、走行1.2万kmのお車です。エクステリアカラーはオプションのフルカラーのレッドです。更にオプションのサイドデカール付です。インテリアはオプションのブラックレザーです。ステアリングはMoto-Litaのレザーステアリングで、ラフィックス/クイックリリースシステムを装着しています。オプションのヒーターも装備しています。
ソフトトップ、サイドスクリーン、ハーフサイドカーテン、ウインドディフレクターが付属されますので、状況に応じたセッティングが可能です。
その他LEDヘッドライト、ETCユニットが装着してあります。
“セブン160”は軽自動車登録のスーパーセブンです。ボディー全長はもともと軽自動車の枠内ですが、全幅が超えていたため、フェンダーやタイヤを細くして軽の全幅枠に収め、エンジンをはじめとするランニングコンポーネンツはスズキの軽自動車用を調達しています。部品は50セットずつコンテナに詰めて静岡県のスズキ磐田工場から英国ケータハムへ送られ生産される、日英合作のスーパーセブンなのです。
160に搭載されるエンジンは、スズキの軽に広く使われている“K6A”です。後輪を駆動する縦置きレイアウトなので、基本、「ジムニー」の658cc 3気筒ターボと同じです。
それをベースにECUとインタークーラーをケータハムオリジナルに換え、64psから大幅アップの80psを得ています。64psは軽自動車の最高出力の上限なのですが、軽の規格はボディーサイズとエンジン排気量のみなのです。64psはあくまで国産メーカーの自主規制値なので、輸入車のスーパーセブンではなんら問題にならなかったそうです。
軽のエンジンといっても、2割増強の80ps。しかもネイキッドスポーツカー、スーパーセブンの真骨頂は“軽量”です。160の車重はたったの490kgしかありません。0-100km/h=6.9秒というカタログ値を持ち出すまでもなく、動力性能におよそ不満はありません。
軽くスタートをきっても十分速いですし、ローで4000rpmも回せば、交通の流れを置き去りにできます。パワーだけでなく、マナーも含めて、薄いアルミフードの中身が軽のエンジンとは思えません。知らなければ、たかだか658ccとも、3気筒とも言い当てられないはずです。つまり、まごうかたなき「スーパーセブンのエンジン」になり得ています。
いや、ひとつだけ軽ユニットであることを実感したことがあるとすれば、それは燃費です。約300kmを走って、21km/リッターという経済性を記録します。ハイオク仕様になるのは仕方ありませんが、これはおそらく最も燃費のいい輸入車ではないでしょうか。
14インチの鉄チンホイールに履くタイヤは、前後とも155/65です。だいぶか細いです。さらにリアサスペンションはダブルウィッシュボーンとかではなく、コイルスプリングでつったリジッドです。軽ワンボックス「エブリイ」用のリアアクスルを使っています。
ですが、その操縦性はやはりまごうかたなきスーパーセブンです。細いタイヤと固定軸の組み合わせなので、限界はそう高くありません。しかしそう高くない限界付近を“楽しめる”のが素晴らしいのです。タイトコーナーを攻めると、回転差の帳尻が合わなくなった内側後輪からたまにスキール音が出ます。
ステアリングはエアバッグ無し。28cmと超小径のせいもあって、反応はクイックです。ですが、操舵(そうだ)してから利くまでにわずかなディレイがあります。それは後ろ乗りでロングノーズというスーパーセブンの特徴なのですが、タイヤの細い160はそのタイムラグが大きいのです。
上りのワインディングロードでも80psは十分です。エンジンはよく粘り、3速に入れっぱなしで快走できます。ギアを1段落とせば、急な上り坂でもバイクのように軽々とスピードを上げます。異次元のライトウェイトを実感する瞬間です。
ひところのケータハムは、パワーウエイトレシオ(馬力荷重)の数値を小さくすることに血道をあげていました。『信号からちょっと回転を上げて発進したらその場で横を向いた』なんて話もあります。もともと軽さで走るクルマに、これでもかこれでもかとパワフルなエンジンを載せるのは、気持ちは解りますが、ライトウェイトスポーツカーは、パワーではなく、ライトウェイトで走ってこそですよね。
その意味で、160はまさに原点回帰のスーパーセブンです。馬鹿力ではなく、軽さで走る。しかも、エンジンやパワートレインは 信頼の日本製。実際こんなに扱いやすく、リラックスして乗れるスーパーセブンは初めてです。超オタク系のネイキッドスポーツカーが、日本語を喋るようになったのです。
ただし、本質は何も変わっていません。イギリス本国のスーパーセブンは、今でも半分がキット販売されています。日本仕様の完成車でも“素”の状態ではヒーターもフロントウィンドウも付いていません。クーラーはオプション設定すらありません。手厚いセーフティーデバイスとも無縁です。安全性はドライバーの自己責任です。
セブンはただ“走る”という一点のみにフォーカスしたクルマです。いうなれば“操縦専用車”です。A地点からB地点まで人と荷物を乗せて快適に移動するための乗り物ではなく、A地点を出発して、ひたすらドライビングを楽しんでA地点に戻る、あるいはA地点から出発して特定のB地点で思うがままにパフォーマンスを堪能してA地点に戻る、という乗り方こそが相応しいのです。
サーキットまで自走して、コンマ1秒を競って、また走って帰るという1950年代の英国式クラブマンレーサーが原点なのです。
走りのために必要なモノ以外には何も持たないのが当たり前なのです。時代とともにロードカーとしての色合いが濃くなってからも余計なモノを持たないままだったのは、“重さ”というヤツに加速→減速→旋回→また加速という流れを邪魔されず、純粋に“操縦する”ことの楽しさを堪能できるクルマであろうという意思の表れです。ケータハムは“軽さは正義”を貫き続けてきたのです。
すべてのセブンに共通する魅力の源はその基本的構造にあります。その構造は、極めてシンプルです。鋼管で組んだフレームにアルミパネルを貼り付けることで一種のセミモノコック構造とし、その車体にサスペンションやブレーキなどを組み付け、パワートレインをマウントするというのが、ざっくりした基本的な作りです。1950年代から変わらない手法ではあるのですが、けれど鋼管の太さも組み方も補強の入れ方も、サスペンションのアーム類の長さも太さもバネの硬さもダンパーの減衰も…と、あらゆる部分が時代とともに延々と磨き上げられてきています。それどころか、いつの時代もそうだったのですが、搭載エンジンが違えばシャシーその他もそれぞれにマッチしたチューンがなされていて、ディテールだって違います。何が重要なのか、ケータハムは完全に把握してるのです。だからセブンは、旧いモデルであっても最新のモデルであっても、どのモデルに乗っても間違いなく楽しいのです。素晴らしく気もちいい。アクセルペダルを踏み込むやいなや、重量の束縛の代わりにハッキリしたGを感じさせながらパカーンと前に突き進んでいく加速感。レース用のカーボンブレーキでもないのに、巨人の手で後ろから掴まれたかのようにグッと速度を削り取っていく減速力。ステアリングを切り込んだ次の瞬間にはコーナーをスパッとクリアしてるかのような、鋭いハンドリングと素早いコーナリング。そうしたセブンのもっとも魅力的な部分は、いずれのモデルにも共通しています。
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