年式 | 2016年 |
走行距離 | 1.6万km |
外装色 | ポーラーホワイト |
内装 | チェストナットブラウンレザー |
車検 | 2021年6月 |
車輌価格 SOLD OUT | |
オプション詳細他
・2016yMercedes-Benz G350d ロング 正規ディーラー車 メーカーオプション 販売店ディーラーオプション カスタム内容 標準装備 [内装] [機能装備] [空調] [シャーシ] [セーフティー] [オーディオ/ビジュアル&コミュニケーション] 現在までの整備履歴 ・2016年11月 2,248km 新車6か月点検整備 MB正規ディーラーにて ・2017年6月 5,841km 法定12か月点検整備 MB正規ディーラーにて ・2018年5月 10,368km 法定12か月点検整備 MB正規ディーラーにて ・2019年6月 13,910km 法定24か月車検点検整備 MB正規ディーラーにて |
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備考
2016年モデルのG350dロングが入庫致しました。純白のポーラーホワイトのエクステリアに、チェストナットブラウンレザーのインテリア、走行距離1.6万km、1オーナーのお車です。メーカーオプションのラグジュアリーパッケージを装着しており、スライディングルーフ、本革シート、前席/後席シートヒーターがセットになったオプションです。新車点検の他に、毎年正規ディーラーにて点検整備が行われており、整備記録簿に全ての整備履歴が記録されているお車です。インテリアは禁煙車の為、室内の臭いは無く、清潔な状態を維持しております。エクステリアも特別ダメージを受けている箇所は無く、大変綺麗な状態です。2016年モデルのG350dには後期型の大型フロントバンパーやオーバーフェンダーが標準装備されています。 アルミホイールは、ノーマルがシルバーペイントとなりますが、ブラックペイントにする事で印象がガラッと変わり、精悍な雰囲気を醸し出しています。同じくクロームメッキのフロントグリルをマットブラックラッピングしています。これらによりラグジュアリーさを精悍さに変えています。 インテリアに関しましては、2016年式のGクラスのナビゲーションモニターが7インチモニターが標準装備されており、2017年式以降は8インチへと変更されるのですが、このG350dには更に1インチ大きな9インチモニターを装着しています。地デジTVやDVDを大画面で観る事が出来ます。また、フロントシートにはW463専用設計のドリンクホルダーを装着しています。もともとドリンクホルダーがネット状のものが足元に装備されているのですが、あまり使い勝手の良いものではなかった為、需要に応えて社外メーカーが専用設計で製作したのです。これは従来よりカー用品店で売られていた、グラグラしてしまう簡易的なものではなく、ガッチリ取り付けが出来る為、メルセデス・ベンツ正規ディーラーでも取り扱う程の完成度です。 高さのあるGクラスのラゲッジスペースを有効にお使い頂けるラゲッジボードを装着しています。『カーペット調のファブリックを綺麗に張り付けた板』というだけのものですが、Gクラスのラゲッジスペースは高さはあるものの、奥行きがそれほど無い為『無駄なスペース』が多くなるという状態になってしまいます。そこでこのボードで上下に仕切ることで、あまり使わない物、でも積んでおきたい物を下段に収納し、上段を普段お使いになる物を置けるのです。ボードは前後に分かれていますので、後方のボードを持ち上げれば下段のお荷物が取り出しやすくなります。装着はタイヤハウスの出っ張りの上に置いているだけですので、ご不要な場合は取り外せば元通りになります。純正のラゲッジネットも同時にお使い頂けます。 ゲレンデヴァーゲン(というのがこのクルマの本名)は、いまや古き良きクルマの味わいを残す数少ないクルマの1台です。なにしろ『Gクラス』がデビューしたのは1979年。1989年に1度大きめのマイナーチェンジを行ったものの、永年基本レイアウトを変えることなく作り続けられてきたのです。これで古臭さがないほうが不思議なくらい。なぜここまで変わらなかったかといえば、それはこのクルマの出自がNATO軍に正式採用されている軍用車両であるということが大きな理由になっています。乗用車としての快適性操縦性はよりもラフロード、オフロードでの走破性の高さが求められるからです。 3.0Lディーゼルターボエンジンを搭載したモデルです。組み合わされるトランスミッションは7速ATで、駆動方式はセンターデフ式の4WD。駆動トルク配分は50対50です。見た目どおりのクロカン4×4で、最低地上高は235mm、最大傾斜角28度(横方向への傾き角)、アプローチアングル30度、ディパーチャーアングル29度、ブレークオーバーアアングル25度、登坂能力100%(45度)。高いシートによじ登るようにして乗り込んだ室内は、昔懐かしいクロカン4×4の面影を残しています。特にダッシュボード回りの造形は昔さながらで、立ったAピラーに組み込まれた平面ガラスのフロントウィンドウが近く、奥行きが極端に短い。センターコンソールこそ取って付けたようにモダンなスイッチパネルが配置されているが、パネル上方中央にはセンター、フロント、リヤデフの各デフロックスイッチがレイアウトされており、このクルマがヘビーデューティなクロカン4×4であることを主張しています。オンロードよりもオフロード、快適性よりも走破性が求められる機能優先のクルマのはず…なのだが、実際に試乗してみるとびっくりするくらい運転し易く快適です。じつはラダーフレーム+モノコックボディの組み合わせは、フレームとボディの取り付け部にラバーブッシュを組み合わせるので、モノコックフレームより振動が伝達しにくく乗り心地がいいのです。さすがに265/60R18サイズのタイヤ&ホイールの重さは、クルマの走りだしや段差を乗り越えたときに意識させられますが、それも不快というわけではありません。完成度の高さと底力を感じながら走る事が出来ます。 一般的にはクロカン4×4は、微舵領域の操縦性が大雑把で遊びも大きめなのですが、それがじつに巧みに引き締められ、ドライバーの思いどおりに動く感覚が上手に作られています。永年ただ作り続けてきたわけではなく、ちゃんと細部をバージョンアップしながら進化させてきたということです。エンジンの3リットルディーゼルは245ps/600Nmを発揮します。これだけのパワーとトルクがあると車両重量が2580kgあっても、十分に力強くかつ速い。重心が高く、足元がそれほどビシッと引き締まっているわけではないので、無暗にアクセルを踏んでスピードを出そうという気にはならないが、その気になればかなりの速さは持っています。実際にはそんな底力を感じながら、1500回転くらいでユルユルと、力強さを感じながら走るのが楽しかったりします。 最近はオンロード寄りで乗り心地や操縦性のいいSUVが主流になっていますが、G350dに乗ると、快適さだけがクルマの面白さじゃない、というのを強く感じさせてくれます。もちろんこのGクラス、クロカン4×4の中にあっては、ものすごく上等で快適ではありますが、メルセデスベンツがGクラスに与えた『Gクラスはかくあるべき』内容がぎっしり詰め込まれているのです。 |
