1971y ジャガー E-Type シリーズⅢ 5.3 V12

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1971y ジャガー E-Type シリーズⅢ 5.3 V12 並行輸入車

年式 1971年
走行距離 57,400マイル
外装色 ブラック
内装 ベージュレザー
車検 平成32年10月
車輌価格 SOLD OUT
オプション詳細他

・5343cc V型12気筒SOHC32 276ps/5850rpm 51.6kg/3600rpm

・3速トルクコンバーター式オートマチック

整備履歴

平成21年3月19日 55655mile 臨時整備 専門工場にて

・マフラー排気漏れ点検、左前後EXマニホールド破損、左前後EXマニホールド取り外し・交換・取付、左エアクリーナーAssy、左チョークワイヤー、左アクセルリンケージ、さフューエルホース、A/Tワイヤー、ブローバイパイプ、左トップホース、左前後ウォーターバイパスハウジング、、ヒータホース、左前後キャブレターAssy、左キャブレターインテークマニホールド、左マニホールド遮熱版、エンジンオイルレベルゲージ、左マフラーダウンパイプ脱着調整、EXマニホールドガスケット交換、EXマニホールドスタットボルト交換12本、ナット交換12個、EXマニホールド-ダウンパイプスタットボルト交換8個、ナット交換8個、左マフラーダウンパイプフロントガスケット交換2枚、リアガスケット交換、インテークマニホールドガスケット交換6枚、ウォーターバイパスハウジングガスケット交換6枚、ウォーターバイパスハウジングホース交換2個、冷却水補充、フロントブレーキ点検、ブレーキマスターシリンダー点検(オイル漏れ他なし)、ブレーキキャリパーAssy脱着分解点検、ローター点検、パッド点検・清掃、キャリパーピストン点検・清掃(オイル漏れなし)、ブレーキパイプ・ホース点検、リアブレーキ点検、ローターパット点検・清掃、キャリパーピストン点検(オイル漏れ無し)、全ブレーキジョイントリンク部点検・締め付け・注油、サイドブレーキ点検、引きしろ調整、電気・ライト周り点検、ヘッドライトリング左右脱着、光軸調整、ヘッドライト左右光量不足、ヘッドライト配線一部引き直し強化、ヘッドライトスイッチ交換、全灯火類点検

平成21年4月15日 24カ月車検整備 専門工場にて

フロントサスペンション周り点検・清掃(左右)、アッパーアーム・ロワアーム点検、各ボールジョイント

点検、ラバーブーツ点検、ハブベアリングガタ点検・締め付け・グリス注油、トーションバー点検、・締め付け、各部取り付け部点検・締め付け・グリスアップ、サスペンション点検・清掃、ラジアスアーム点検・締め付け、ハブベアリング点検・グリス注油、各ラバーブッシュ点検、ステアリング周り点検、ステアリングラック点検、ラックブーツ点検、タイロッドエンド点検、ブーツ点検、キャブレター点検・ストロンバーグ4個、キャブレターダンパーオイル注油、ダンパー・エアー調整、各キャブレターリンク部点検注油、アイドリング調整、イグニッションキーシリンダー不良・点検、キーシリンダーAssy脱着交換

平成21年10月27日 55800mile 臨時整備 専門工場にて

オルタネーターオーバーホール、オルタネータープーリー交換、オルタネーター加工取付・配線、エアコンガス真空引きチャージ、バッテリー交換、A/C Oリング交換、A/Cコンプレッサー交換

平成22年6月1日 56090mile 臨時整備 専門工場にて

ウォータージャケットガスケット交換、ヒーター・外気ベントワイヤー交換、ブラケット脱着加工、フロントハブベアリング調整・グリスアップ、リアショックスペーサーチューブ交換、ラジアスアーム左右脱着、クーラント交換、リアラジアスアームブッシュ大交換、リアラジアスアームブッシュ小交換、ショックアブソーバー交換、室内エアフラップ修理

平成22年10月15日  臨時整備 専門工場にて

イグニッションアンプ交換・配線引き直し・加工・取付、バッテリー配線・ターミナル加工・交換、点火系・燃料系・各部分分解点検

平成23年9月9日 臨時整備 専門工場にて

エンジン不動・点検、バッテリー充電、リアエンドマフラー交換、ディストリビューターローター交換、ディストリビューターキャップ交換、ディストリビューター本体清掃、エンジン調整

平成30年10月27日 57300mile 24カ月車検整備 専門工場にて

リアゲート剥がれ修理、マフラー吊りラバーリング交換、ボディ車高調整、ベルト4本交換、ヘッドライト光軸調整、ヘッドライトバルブ左右脱着調整、フロントグリルビス交換、フューエルポンプAssy交換、パワーステアリングラックオーバーホール、パワーステアリングポンプオーバーホール、バッテリー交換、ドライブシャフト・アラアクスル・グリスアップ、デフミッドシール交換、サイドブレーキ調整、再度スリップ調整、キャブレターブローバイパイプ交換、ガソリンタンクフィルター交換、ガソリン・クーラント漏れ修理、エンジン調整、ディストリビューター分解、A/Tリアハウジングオイル漏れ修理、エンジンオイル交換、オイルフィルター交換、クーラント交換、デフオイル交換、ブレーキフルード交換

備考

往年の名車が入庫致しました。JAGUAR E-Typeです。モデルはシリーズⅢとなります。

クラシックジャガーの中では新しい部類になりますが、日常使いをされたい方には新しい方が良い決まっています。EタイプはシリーズⅢでオートマチックトランスミッションが搭載されたことや、パワーステアリングが装備されました。それ以前はMTでノンパワーアシストです。ガレージに入れて眺めるだけであればよいのですが、やはり気持ちよく乗りたいですよね。前オーナー様は日常使いとしてこのEタイプをご購入されています。購入されてから内外装のレストアをはじめ、機関も一通り仕上げています。

Eタイプは外装にクロームメッキをふんだんに取り入れており、ソリッドブラックのエクステリアに良く映えます。インテリアのレザーやカーペットは可能な部分はすべて張り替えられております。現在もかなり綺麗な状態を保っております。前オーナー様は都内の一等地のシャッター付の大きなお宅にお住まいで、まさにガレージハウスといえる、クラシックカーには理想的な環境です。

エンジンの始動は、冷間時はチョークを引くことで、セルモーターを回すとすぐにエンジンが目覚めます。一度温まってしまえばチョークは必要ありません。気持ちよく回るエンジンです。オートマチックトランスミッションは3速ですが、街中から高速まで不自由を感じることはありません。

内外装、機関ともにとても良いコンディションを維持しております。

エンツォ・フェラーリがその美しさを称えた、ブリティッシュ・スポーツカーです。

E タイプは、 1961 年のジュネーブ・オートショーでデビューしました。1949 年デビューの XK 120 、その後の改良・強化版である XK 140 、 XK 150 と続いたジャガーの 2 ドア 2 シーター・ドロップ / フィクストヘッドクーペが、まったく新しいボディスタイルとメカニズムを有して登場したのが E タイプです。

前後フェンダーが独立した、クラシックなスタイルの XK 150 とは何も脈絡のない、低く平べったいカタチをした E タイプは、新しい時代のスポーツカー像を見事に体現していて、それだけでセンセーションを巻き起こしました。

E タイプは、形だけでなく内容でも新しさにあふれていました。コクピットから後ろをモノコック構造とし、前部分にはサブフレームを接合してエンジンを搭載しています。サスペンションは、フロントがダブルウイッシュボーンと縦置きトーションバーとの組み合わせで、リアは 2 本づつのダンパーとコイルスプリングを持つ変形ダブルウイッシュボーンです。フロントサスペンションと、ラック・アンド・ピニオン式のステアリングは、ル・マン 24 時間レースを制した D タイプのものを踏襲していました。ブレーキもジャガーの伝統で、当時としては先進的な 4 輪ディスクを採用しています。 D タイプのライバルだった、メルセデス・ベンツ 300 SLR がまだドラムブレーキで、 1955 年のル・マン 24 時間では運転席の後ろに空気抵抗を利用してスピードを減じる飛行機のようなフラップを考案して、 D タイプの秀でたブレーキ能力に対抗しようとしたのは有名なストーリーです。

Eタイプはボディスタイルだけでなく、メカニズムも D タイプを踏襲してるのです。ジャガーは、 1950 年代にル・マン 24 時間に 5 度の総合優勝を果たしたが、そのうちの 1955 、 1956 、 1957 年に勝ったのが D タイプです。

ル・マン 24 時間レースで連勝したレーシングマシンのカタチもメカニズムも応用しているスポーツカーが騒がれない訳がありませんでした。当時の最先端のスポーツカーなのです。

都会の風景にも、郊外の深緑の風景にも、晴れていても、雨の日でも絵になる美しいJAGUAR E-Typeと共に過ごしてみませんか?

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